FPなかにしコラム No.10 【遺言の方法あれこれ】

 

 

「遺言もいろんな方法があります。」

最近、遺言についての相談も増えてきております。
対応策は財産が何か、相続人がどうなっているかによって違ってくるかと思いますが、一般的には次のような方法が考えられます。

1.自筆証書遺言
文字通り、自分で書く遺言です。
形式が厳しく不備だと相続のときの家庭裁判所の検認で遺言と認められないということもあり得ます。
しかし、最近の法改正で財産目録はパソコンのEXCELなどで作成したものでも認められるようになり、7月からは法務局での「自筆証書遺言の保管制度」もできるので、使い勝手はよくなるかと思います。
保管のためには本人が法務局へ出向いて手続きを取る必要があります。

2.公正証書遺言
公証人役場で公正証書で遺言作成する方法です。
まずは自分がどんな形で遺言残したいかを相談するところからスタートして、公正証書で遺言を作るところまでアドバイスしてもらえます。
また保管もしてくれて、相続段階で家庭裁判所の検認も不要です。
本人が出向けないときは、公証人が出向きで作成してもらうことも可能です。

3.遺言信託
信託銀行のワンストップ遺言サービスです。
遺言の作成、保管、執行まですべて信託銀行が取り仕切ってくれます。

コスト的には、1,2,3の順で費用が少なくて済むと思われます。

いずれにも言えることは、
・被相続人が意思能力のあるうちに遺言作成しないといけないので、早めに検討すること。
・単なる財産の分け方の記載だけでなく、なぜこのように分けるかの思い、考えを遺言の付記文言で書いておくこと。
・手続きが大変と思われる場合は、遺言執行人を誰に頼むかも書いておくこと。
など、いくつかポイントがあります。

また、「家族信託」という制度も遺言とは別にありますので、状況次第ではそちらの方が馴染むケースもあるかと思います。

自分の考え方を整理しておこうというための個別相談はGJNでもお受けしておりますので、基本を知りたいと言う方は個別相談のサイトからお気軽にエントリーください。
ご夫婦や親子いっしょの相談も承ります。
また、Zoomでのリモート個別相談も承りますので、ご相談ください。

(HPの個別相談リンクはこちらです。)

 

 

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