

私がカウンセラーとして使用している3枚セットの
「経歴書」「職務経歴書」「自己アピール書」の作成について紹介します。
まずは、通常「履歴書」と呼ばれる「経歴書」から作成のポイントを説明します!!
キャリアの棚卸も参考にしながら、専門知識・能力をしっかりアピールして下さい。
1. 経歴書は応募企業の選考の決め手となる最も重要な書類です。
必要事項を明確に丁寧に記入しましょう。
自分自身のプロフィールを記入する用紙です。あなた自身の基本情報です。
(氏名、生年月日、年齢、現住所、知識と能力・資格、主な職務経歴など)
留意点は、事実誤認がないこと。
自分だけがわかるような表現になっていないこと。
その人らしさが出ていること。
2. 好印象を与える写真がポイント
スーツ、ワイシャツ、ネクタイを着用。
ワイシャツは白無地、スーツは紺系かグレー系がベターです。
バックをブルーで撮ると顔色が明るくなり健康的な印象となります。
3. 「専門知識と能力・性格特徴・資格・免許」が経歴書の顔であり、最も重要な部分です。
自分を売込むという積極性が大事であり、マイナスイメージのものは避けること。
保持している技能、PCスキル、語学力、経理・法律・知財などの知識も忘れずに記入しましょう。
また、専門職的な仕事の経験もあればその内容も忘れずに記入。
4. 職務経歴は直近の勤務経験から順に書く方が面接者により早く自分を認識してもらうことができます。
記載事項は、自分のビジネス能力と管理能力が一見して知らしめるように工夫すること。
会社独自の社内用語は避けること。
(外部の方が見てわかるように解説するか、一般用語に置き換えること)
5. 経営者には「学歴重視派」と「実力重視派」がありますが、学歴欄は最終学歴だけを記入するように。
但し、専攻科目は明確にしておくことが大切です。
6. 「免許」や「資格」は自分がどれほどの実績を上げられるかを示せる貴重な項目です。
漏れのないようにしましょう。特に求人内容に必要なものはしっかりアピールを!
7. 性格・特徴、趣味・スポーツ 等
趣味は人間性の素晴らしさが訴求できるかがポイント、
スポーツは積極性・バイタリティーを訴求できること。
性格・特徴はマイナスイメージなものは避けること。
挑戦意欲や積極性がアピールできるような表現を考えて記入することが大切です。
作成を終えたら、面接に備えて、記載内容が口頭で説明できるように確認して下さい。
次回は、「職務経歴書」「自己アピール書」について、まとめていきます。

10月から3か月間で、6回シリーズのシニアライフの
マネープランに関するセミナーを担当させていただきました。
リモート中心でしたが、毎回30人くらいの方に参加いただきました。
(海外在住の方の参加もあったのには、時代を感じた次第です。)
特に印象深かったのは、最後の回で「65歳以降の働き方」の選択肢として、
フリーランス(個人事業主)として、自分の働く時間や内容を自分で自由に考えてみる、
その時は税制で会社勤務の時との違いなどをテーマに取り上げたときでした。
「現在仕事をしている中で、将来の働き方や、どんな事ができるのかは、
どのように時間を作り出して考えていけば良いのか?」
「自分の長所や得意なことというのは、どうやってはっきりさせたら良いのか?」
「個人事業主でスタートして、法人成りまで考えるとしたら、タイミングはどんな時か?」
等の質問がありました。
また終了後も「このセミナーのシリーズを起点にして、将来の自分のテーマも考えてみたい。
今後も相談に乗ってもらいたい。」
というようなご感想もいただきました。
「ライクワーク(自分の好きなこと)」を「ライフワーク」にしていくためには、
同じような年代の方々と情報交換を重ね、
自分もSNSなどで情報発信していくことから、ベースのマネープランを作り、
将来のコミュニティつくりをしていく機会づくりが、GJNにも期待されているのかもと思います。
来年からも、お役に立てる情報発信や情報交換の場づくりに努めます。
皆さんのご意見なども、ぜひお寄せください。
この記事に関してのご質問は
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